衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

雷火豊

言葉を繋ぐ(14)-11

【直訳】 上古(じょうこ)は穴居(けっきょ)して野処(やしょ)す。後世の聖人これに易(か)うるに宮室をもってし、棟(むなぎ)を上にし宇(のき)を下にし、もって風雨を待つは、蓋しこれを大壮に取る。 【原文】 上古穴居而野處、後世聖人易之以宮室、上棟下宇、以…

言葉を繋ぐ(14)-9

【直訳】 木を断(き)りて杵(きね)と為し、地を掘りて臼(うす)と為し、臼杵(きゅうしょ)の利、万民もって済(すく)うは、蓋しこれを小過に取る。 【原文】 斷木為杵、掘地為臼、臼杵之利、萬民以濟、蓋取諸小過。 【私的翻訳】 木を切って杵を作、地面を掘って…

言葉を繋ぐ(14)ー6捕捉

本卦が風水渙であれば、 之卦は風沢中孚、風地観、巽為風、天水訟、山水蒙、坎為水の6方向。 互卦は山雷頥 錯卦は雷火豊 綜卦は水沢節 となります。 つまり、大変な思いをして頑張った結果、未来が開けようとしている時の事を指しています。水という危険の…

言葉を繋ぐ(14)-2

縄(なわ)を結(むす)んで作(な)して罔罟(もうこ)を為(な)し、もって佃(かり)しもって漁(すなど)るは、蓋(けだ)しこれを離(り)に取る。 【私的直訳】 縄を結んで獸を取る網(罔)や魚を取る網(罟)を作り、それで狩りをして魚をとる。このような状況を離為火とし…