衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

徳の教え(81)道徳経下篇・徳経(44)

顯質(けんしつ)第八十一 と言う副題がついています。 老子道徳経、最後を飾る章です。 老子に徹底された争わず、与える精神、行動ですが、鳳凰堂はまだまだこの域には遠いです。 先ずは気持ちだけ、志だけでも同じくしています。 以下鳳凰堂流解釈 真に信…

徳の教え(80)道徳経下篇・徳経(43)

獨立(どくりつ)第八十 と言う副題がついています。 少人数の小さなグループを作る事が大義を作る為には重要です。 小さな政府と言う観点がありますが、理論上は理想かもしれません。 但し、小さいほどその構成員の自我が暴発しやすく、他の大きなグループ…

徳の教え(79)道徳経下篇・徳経(42)

任契(にんけい)第七十九と言う副題がついています。 借用証(人と契約を交わす)を書かせる事もその人の考え方しだい。 大きな怨み等のマイナスエネルギーはいくら消化したり、我慢しても必ず残ります。そんな状態で善行をしても偽善になりかねません。 こ…

徳の教え(78)道徳経下篇・徳経(41)

任信(にんしん)第七十八 と言う副題がついています。 柔よく剛を制すという言葉には、剛よく柔を断つという対句があります。 世の中は剛が強いと認識しがちですが、実際には柔があってこその剛。 どちらも必要です。 上善水の如し。 以下鳳凰堂流解釈 世の…

徳の教え(77)道徳経下篇・徳経(40)

天道(てんどう)第七十七と言う副題がついています。 治療の中でも、余っているものを減らし、足りないものを補うのは鍼の真骨頂。 天の道に叶い、東洋医学では最高の施術に位している技とされる由縁です。(鳳凰堂勝手に解釈) 今の人は痛いとこ鍼やたくさ…

徳の教え(76)道徳経下篇・徳経(39)

戒強(かいきょう)第七十六 と言う副題がついています。 強さを戒めること。 人間では肉体的な強さは男性の方が構造的に強いものですが、それを誇示し過ぎると人は去ります。 家族では家長が横暴だと家族がバラバラになります。 食物連鎖では、ヒエラルキー…

徳の教え(75)道徳経下篇・徳経(38)

貪損(どんそん)第七十五と言う副題がついています。 損を持って得をすると言う言葉が廃れてきています。 損があれば益があり、この二つが陰陽として盛衰しています。 七損八益と言う理論がありましたが、現在は上に行くほど、益を貪り、支えてくれている人…