言葉を繋ぐ(9)-2
折角九宮が出てきたので、ちょっと図解で説明してみます。
元々の八卦九宮は平面図ですが、人体に応用する際には立方体として考えた方がイメージと理論を合致させやすい為、近年周易で量子力学を説明する方法が研究されている事もあり、これを研究している人の考えを拝借して記載します。
天一(乾)、天三(離)は天(上)にあって陽(上)の数なので、上に配置。
地二(兌)、地四(震)は地(下)にあって(下)の数なので、下に配置。
すると、以下の図のようになります。
立方体として八卦九宮を考えると、後残っているのは坤、巽、坎、艮となります。
乾、震、離、兊は定位として天地に配置し、
坤、巽、坎、艮は陰陽相交させるとすると、
上爻が陽である、巽・艮は天(上)に配置し、
初爻が陰である、坎・坤は地(下)に配置します。
巽は、天一に中央五を加えた6として、
艮は、天三に中央五を加えた8として、
上に配置します。
坤は地四に中央五を加えた9として、
坎は地二に中央五を加えた7として、
下に配置します。
すると、上下・前後・左右のある立方体で天地定位だけでなく、陰陽相交と言う動きも表現できています。