衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

徳の教え(40)道徳経下篇・徳経(3)

去用(きょよう)第四十と言う副題がついています。

 

循環と言う法則性は全てに通じています。

循環する動きは、元に戻ろうと言う動きと感応し合いながら巡っています。

 

震動、波動の原理です。

 

そして、震動、波動が起こるのは、常に変化していると言う事で、一見柔弱に見えます。

 

あらゆるものは、この柔弱と思える人の無意識から生じ、意識して目的、目標となり、実現に向かいます。

 

つまり、プラスの事を考え続ければ、プラスとなって現実に現れます。

 

【直訳】

反は道の動なり。弱は道の用なり。天下万物は有より生じ、有は無より生ず。

 

【原文】
反者道之動。弱者道之用。天下萬物生於有、有生於無。