衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

言葉を繋ぐ(13)-3

それ乾は、確然(かくぜん)として人に易(い)を示す。それ坤は、隤然(たいぜん)として人に簡(かん)を示す。爻とは、これに効(なら)う者なり。象とは、これに像(かたど)る者なり。

 


乾は太極を明確化するものであり、変化を示すものである。


坤は変化の法則性を体現する為に、簡単で誰にでもできることを示すものである。

 

爻はこの法則性による効果を示すものである。


象はこの法則性の大小、位の違い等のイメージを示すものである。

 

乾は人に理解しやすくするもので、

坤は人が使いやすくするもの。

爻はその時の効果を現し、

象はそれをイメージとして映し出すもの。

 

夫乾確然示人易矣。夫坤隤然示人簡矣。爻也者效此者也。象也者像此者也。