衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

人生と九と十二④

3つ目のハードルは、第1、第2のハードルで得た力を如何に上手く、最大限に使っていくか。

 

第1、第2で乗り越えられなかったものは枷になる場合もあります。

 

普通は往々にして、多少なりとも枷を持ったまま発揮しようとする為、十二分に発揮できませんが、それでも輝いています。(丙)

 

これは向上心と器の関係性です。

何かの目標に向かって行く為には集中してする事が大切ですが、集中すると視野が狭くなりがちです。

 

反対に器が大きいと何でも許容してしまう為、集中力に欠けます。

 

上に立つなら器を大きくして、目標を俯瞰的に見る、下にいるなら短期的な目標に向かってガムシャラに集中して目の前の事象を解決する。そんな時期だと思います。

 

この時に、枷を持ったまま、発揮すると、時折他人や自分を傷つけてしまうこともある為注意が必要です。