衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

節度と養生②-2

起床時の際の目覚めの速度は、本人がもともと持っていたり長年培ってきた気の速度、前日までの使い方による疲労などの他にも、季節や天候の変化による太陽の出方、寒温差などでも変わります。つまり、目覚めの速度に良い悪いと言う評価は適切ではなく、速度変化の理由を明確化しておく事が大切です。

 

  目が醒めると、通常は洗顔、朝食、出勤或いは登校、朝の用事をする事になります。

 

  洗顔の際にできるのは、

 

①顔をしっかり見て、気血の巡りが良い場所と悪い場所を確認する。

 

洗顔法は、下から上、中央から外へ行います。

 

気の巡りが悪いと艶がなく、血の巡りが悪いと色の変化としてあらわれます。

 

そして感覚器官別に大まかなチェックもしておきます。

 

洗顔では、気の流れる順番を書いていますが、どこかで手が引っかかるような場合や皮膚が緩すぎるような場合はその場所と関係する五臓に関係する事柄に変化がなかったか少し気にしておきます。

 

習慣を癖にする為には、ある一定時間は集中して意識をする事が大切です。一定時間集中して意識する為には、面白いとか楽しいと言った感情が伴うと、集中力と持続力が同時に発揮できやすくなります。

 

今は健康上何も問題なくとも、面白そうと思ったら養生法をしばらく実践してみてください♩