衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

顔を観る③

手順としては、

 

①先ず顔全体の色と光沢を観ています。

 

白ければ血色が悪く、非効率に血を消耗しているのか、元々作る力が弱いのか。

 

青ければ、何かを溜め込んで飛躍、敵対しようとしているのか、有り余って溜まっているのか。

 

赤ければ、怒り、活動過多か呼吸器の問題か。

 

黄色ければ、溜め込み過ぎか出すべきものを出せていないのか。

 

黒は、出すものも出せず、入れるものも入れられずに止まってしまった状態。

 

②は①を下地とした上で、上中下の三部位に分けて、どこに違和感があるのかを観ます。

 

③は五官の発育状況を観ます。

 

④最後に鼻梁を四分割、それ以下を腎として気色を観察します。

 

ちょっと面倒くさい手順ですが、こうすると東洋医学に必要な治療情報だけでなく、その人の流年(人生)も観やすくなります。