衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

恐れ

恐れと驚きは腎との相互影響の深い感情です。


外に現れ始めるのは、怒りや不満ですが、その前に恐れや驚きがある事は前項で書きました。


気の有様を考えてみると、恐れは心が縮んでいる姿、驚きは恐れほど縮みはしませんが、瞬間的にギュッと凝縮される姿です。


これを次への心のプラスと捉えれば、笑いや喜びと言う、良い変化に転換できますが、他への攻撃に転換してしまうと怒りになります。


つまり、この気の凝縮をどうするかは自分次第。


腎は隠す、溜め込むと言う外にジャンプの為の蓄えと考えると、新しく良い変化を導く事が出来るのではないでしょうか。