形の陰と陽②
5つに分類した形には、それに相応しい生き方があります。
と言っても他の生き方が悪いわけではありません。
最大限能力を発揮できるのが、形に沿った生き方であり、それは生まれもった気の形が集約されたものです。
つまり形に沿った生き方であっても、やり過ぎ、やらな過ぎで心身には不調が起こります。
自分の一日に使える気の量を知る事が大切です。また成長期から壮年期までは、多少の無理は次への活力となったりしますので、自己判断はとても難しいものです。
例えば、木の形は横幅よりも身長が高く痩せて感じる人。エネルギーの不足であっても調和していても自分のエネルギーを節制している状態ですので、節制する事が心で納得できているのであれば調和と言えますが、そうでなければ、節制している姿は金の気(木が長方形だとすると、金は四角)として使っている状態です。金は木より強いため、抑え過ぎてしまいがちでストレスとなります。
逆に、過度にエネルギーを使うと火の気を使っている状態で、瞬時に燃えますが、次に使うエネルギーの転換ができず、飲食で補っても際限なく欲望の渦に巻き込まれます。
自分がどんな形かを知る事で、自分なりの節度を知る第一歩となります。