衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

2020年 庚子年 おまけ

庚子年は熒惑星、太白星の影響を強く受けています。

 

つまり、火星と金星の重力の影響を強く受けています。

 

火星は、日本では敏達天皇の御代に、聖徳太子が優れた歌人を熒惑星と看破した事で知られていますが、僕は火(エネルギー)が陽明で充満して出しどころを探すときに音・歌になる事があるイメージを持っています。

 

土生金と言う相生の見えない兆しが火星。

 

金星は明けの明星、宵の明星として名高いですが、

 

仏教では仏陀が明けの明星が輝いた時に悟りを開いたと言われ、

 

キリスト教ではマタイの福音書に、東方から来た3人の博士がユダヤの王が生まれたと、東で見た星に導かれ、星が止まった場所にメシヤがいた。この時の星が宵の明星とも言われ、

 

ラテン語では

明けの明星は  Lucifer

宵の明星は      Venus

 

と言うのも庚子年は良いことも悪いことも大きく出る年である事を暗に語っているような気がします。