衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

言葉を繋ぐ(13)-1

太極から九宮八卦にまで分ける。

 

陰陽太極は1を軸と枠組みに置く事で物事を陰陽と言う二つの相対的な物事に分類する。

 

四象五行は、上下を作る事で、左右の違いまで表現する。

 

八卦九宮はその隙間を埋める事で、順序という概念が生まれる。その順序の中に、全ての生き物の生長壯老死のイメージがある。

 

更にこれを重ねることで、その中での事象の変化が表現でき、虛実の動きの常(不易)と変(変易)が理解できるようになる。

 

これに意味づけをする事で、その中で動くものの過去・現在・未來を類推できるが、それは一つの太極の中での動きである。

 

集約すると、簡易になるが、八卦を太極として五行に落とし込み、気一元に落とし込まなければ絵に描いた餅と言っていると考えます。

 

原文

八卦成列。象在其中矣。因而重之、爻在其中矣。剛柔相推。變在其中矣。繋辭焉而命之。動在其中矣。