衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

言葉を繋ぐ(8)ー7

雷水解 三爻 f:id:shuji0211:20170511193620j:plain

 

 孔子は、易を創ったものは、盗みの起因を知っていると言っています。

 

易には、一般人が荷物をたくさん詰め込んで、高級車に乗れば、盗みを誘っていると書かれています。

 

本来徒歩や公共の乗り物で移動するのが普通のレベルの人が経済力のある人と同じように高級車に乗っていれば、邪な心を持った人に利用される可能性が高くなる、と今いる位置(職業やその役割)に合わないことをすると無駄に不調和を生み出す事を暗喩しています。

 

また、大切なものを隠すのがずさんになれば、邪な心を持った人の欲をかき立て盗み心を涌かせることになり、女性がなまめかしい服装をすれば、その気がなくても淫らだと吹聴しているようなものです。だからこそ、荷物を背負いながら車に乗るのは、盗賊を誘っていると言っているのでしょう。

 

  雷水解の卦は解決を示唆しています。西南方向が良く、ジッとしていても良い。問題が解決していなければすぐに解決する方が良い。

 

  ただし、ここでは三爻と言っていますので、解釈は上記になります。

 

 水面の上に雷が轟いている姿ですが、水というのは流れながらも困難にあっている姿をもあらわしているので、そこに雷のような速さと強さで変化が起きているのでしょう。

 

   つまり、無駄に不調和生み出しながらも、大きな困難と言うほどではない為、時間が解決してくれますが、位置には注意を払うべき状態です。

 

 身体的には、西南と言うと右肩前にあたります。左足の問題が右肩に急激に移る事によって解決していく可能性があります。

 

 裏には雷風恒が隠れており、自分の位置をしっかりと護る事、方針をぐらつかせなければ良い状態と言っており、

 

 小さな問題の対処を行う事で、将来の問題に発展することを避けられれば、その時点では一時的に良いが根本を解決できていないと言われています。

 

   自覚症状を治める事でその部分は症状が治まりますが、原因は治っていないと言っているようです。

 

   左足後ろに問題があって、治療する事で後に右肩前の不具合が出ている人は原因の見落としがある場合を示唆しているのではないでしょうか?