衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

言葉を繋ぐ(4)

孔子が書いたとされる易経、易伝は天地自然を基準としているので、自然現象と合致します。

 

上下に分けた時は上は天体の動きを参考にし、下は地形によってどこに水が流れやすく、どこに風が吹きやすいかを吟味しています。

 

こうやって考える事で、間に流れる見えない気の動きを理解する事ができるのです。

 

香港島の裏に風水を考えたホテルがありますが、山の斜面から風が強く吹く為、風を邪魔しないように、またホテルが倒壊しないように初めから風穴を開けています。いわゆる龍脈です。

 

天地自然の見えない法則の中で起こっている出来事は人の身体、或いは人間関係の中で起こっている事にも当てはまります。

 

あらゆる法則性が分かってくると、そこには自然に(太極)道ができており、それから出る事がないのが分かります。

 

もしその道を間違えば途中で行き詰まり、循環しないからです。

 

天運(偶然の出会い)を楽しむことができれば、命とは何かを理解する事ができ、心配や憂いがなくなります。

 

安定して考える為には相手に対して、自分の事のように考え、行動する事が大切なのです。つまり、しっかりと愛する事(仁愛の心)です。

 

自然の法則に則った変化の範囲であればやり過ぎる事がなく、どのように変化しても対応できるはずです。

 

これは昼と夜と言う、毎日変化している陰陽の増減を通して理解していくと分かりやすいと思います。

 

昼と夜は地球の自転によって、太陽が昇り沈む事で光と影ができ、1日の覚醒と睡眠に影響があります。

 

1ヶ月(29.53日)は、月の満ち欠けから人のエネルギーの増減(血流の速度)が分かります。

 

1年(365日、60.875日×6)は地球の公転による太陽の位置の違いによって、活動力に影響がある事で分かります。

 

これらの陰陽の変化が交錯してエネルギーの交換が行われており、測れるものは当然全て易の観察法、判断法で説明できますが、測れないものも易は表現でき、神というものは計り知れませんが、その端緒や知る為の方法は提示できるのです。