衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

人生と九と十二②

では、9つのハードル(階段)とはどんなものでしょうか?

 

私自身の経験からの観点を書くと、

 

1つ目のハードルは、天から授かった運と、両親から授かった才能、12歳までに得られた縁を意識的か無意識かに関わらず、どう生かしていくかだと思います。そしてそれはその後の道の基礎となります。

 

例えば、酉年に生まれた私は、気持ちの面や住居の面、仕事の面等であちこちに飛ぶ事や心が忙しなく動く事が多い反面、鳥の中でも家畜として生活が安定し、飛ばない鳥と言う事から生活は安定するという天運をいただいています。更に言うと、己酉年なので、蓄える事や表に出さない、自己表現が苦手な割にはどんな状況でも怯まないと言う特性(人事)が備わっています。

 

そこに両親から授かった才能が加わることで天運を認識していき、周囲の縁で育って行く事が最初のハードルになります。

 

誰しも、自分を知りたかったり、誰かに認められたかったりしますが、最初のハードルでの承認要求は主に両親となり、自分が嫌いだと思うところも好きだと思うところも両親(或いは祖父母、養父母等)に認められるかどうかが1番の鍵となり、それが周囲に影響し、周囲からの影響を受けて自分の原点となる居場所ができます。自尊心や自虐的な心、美的感性等が一旦確定します。(甲)