衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

節度と養生③-1

③ -1  昼寝

 

結論から書くと、昼の養生の一つは昼寝の勧めです。

 

  覚醒(目覚め)、朝の項目が終わり、次はお昼ですが、一旦ちょっと俯瞰してみます。

 

  1日を覚醒、朝、昼、晩、睡眠に区切りましたが、単純に覚醒、活動、睡眠に区切って過去、現在、未来と言う見方で見ます。

 

  活動の現在を更に区切っているので朝は直近の過去、昼は呼吸の息づかいを感じる程の今、晩は直近の未来と考えます。

 

  つまり、昼は過去も未来もない、ただ今日その日を無心に頑張る時間、節度や養生の反省は後でしましょうw

 

  その代わり、朝と昼の境目である昼食が終わったら昼寝が必要です。

 

  昔は普通に昼寝の時間がありました。私の家庭だけかと思い、時折色々な人に聞いてみると、同年代以上では同じ習慣を持つ人も結構いました。

 

  ラテン系の国ではシエスタと言う習慣がありますね。

 

  現在では都市部のシエスタは減少しているそうですが、この現象が何を物語っているのかはそれぞれで考えてみてください。

 

  ちなみに、数年前から兵庫県加古川の中学校ではシエスタを学習効率向上の為に導入しているそうです。

 

  シエスタの時間はわずか20分。

 

  この効率化を図る20分よりもプライオリティの高いものがあるのか?

 

  少し長くなったので、今日はここまで。