顔を観る②
気色の繊細な色が分からない。
じゃあ、分かるところからやっていこう!
東洋医学の望面診は、
①顔全体の色味と艶
②5カ所に分けた色味と艶
③鼻梁から顎までを5つに分けた色味と艶
で観ます。(当社比)
僕の場合は、③を拡大解釈し、
肺の支配領域は印堂から眉。
心の支配領域は山根から目尻。
肝の支配領域は年上、寿上から頬骨
脾の支配領域は準頭から下顎上部
腎の支配領域は人中から下顎全体
で観てます。
上に書かれている印堂、山根、年上、寿上、準頭、人中は観相学用語ですので、現代的に書くと、
印堂=眉間
山根=鼻骨
年上、寿上=山根と準頭の間
準頭=鼻の頭
人中=鼻と上唇の間、正中線上
を指しています。
人が生まれてくる場合、側頭部から正中に向かって発達する為、それぞれの支配領域の発達の仕方で、先天的な影響、成長による影響、環境による影響が推測できます。
そして、それを背景に現在は直近の過去と現在は血色に現れ、現在と直近の未来は気色で現れると考えて顔を観ていく事で、
やっと望診の意義と面白さが分かって来ました。