衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

憂う

マイナス思考に陥るのは、肺の範疇ですが、脾から派生しています。

 

本来、心身が伸びやかに生きていられれば、憂う事は少なくなります。

 

そう考えると、欲(心)を過剰に求めて、あれこれ考えた結果(脾)、起こる事が多いのではないでしょうか。

 

心穏やかに、今に満足しながら次のステップに進むかどうかを冷静に判断(脾・胆)できれば、憂う事も少なくなります。

 

元を正せば心の病理。

 

感情は心をどれくらいコントロールできているかの証。

 

憂うと体が前屈みとなり、呼吸が浅くなりがちになることからも肺に関係しています。

 

これが続くと溜息となって発散しますが、裏では肝を圧迫している事にも気をつけなければいけません。