衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

雷水解

言葉を繋ぐ(17)-5

【直訳】 易に曰く、公もって隼(はやぶさ)を高墉(こうよう)の上に射る、これを獲て利ろしからざるなし、と。子曰く、隼とは禽(えもの)なり。弓矢とは器なり。これを射るは人なり。君子は器を身に蔵(かく)し、時を待ちて動く。何の不利かこれあらん。動きて…

言葉を繋ぐ(14)-8

【直訳】 重門撃柝(ちょうもんげきたく)、もって暴客を待つは、蓋しこれを予(よ)に取る。 【原文】 重門撃柝。以待暴客。蓋取諸豫。 【意訳】 門を重ねて拍子木を打つ、このようにしっかりと準備をして暴客をまち受ける事を雷地豫として集約する。 【解釈】 …

言葉を繋ぐ(8)ー8

(8)になっていきなり六十四卦が出てきた意味は何か?ダイナミックに考察すると、 呼応するもの同士が志を同じくして行動する。 その際には大きな困難を乗り越えても平然としていると、 それ以上に大きな恵みが得られ、 ここに著したような順序を立てれば…

言葉を繋ぐ(8)ー7

雷水解 三爻 [陰陽陰陽陰陰] 孔子は、易を創ったものは、盗みの起因を知っていると言っています。 易には、一般人が荷物をたくさん詰め込んで、高級車に乗れば、盗みを誘っていると書かれています。 本来徒歩や公共の乗り物で移動するのが普通のレベルの人…