衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

沢山咸

言葉を繋ぐ(17)-1

【直訳】 易に曰く、憧憧(しょうしょう)として往来すれば、朋(とも)爾(なんじ)の思いに従う、と。子曰く、天下何をか思い何をか慮(おもんぱか)らん。天下帰(き)を同じくして塗(みち)を殊にし、致を一にして慮(りょ)を百にす。天下何をか思い何をか慮らん。 …

言葉を繋ぐ(14)-12

【直訳】 古(いにしえ)の葬る者は、厚くこれに衣(き)するに薪(しん)をもってし、これを中野に葬り、封(ほう)せず樹(じゅ)せず、喪期(そうき)数なし。後世の聖人これに易うるに棺椁(かんかく)をもってするは、蓋しこれを大過に取る。 【原文】 古之葬者、厚衣…

言葉を繋ぐ(14)-9

【直訳】 木を断(き)りて杵(きね)と為し、地を掘りて臼(うす)と為し、臼杵(きゅうしょ)の利、万民もって済(すく)うは、蓋しこれを小過に取る。 【原文】 斷木為杵、掘地為臼、臼杵之利、萬民以濟、蓋取諸小過。 【私的翻訳】 木を切って杵を作、地面を掘って…