衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

眉間の皺

観相学では、ここを印堂と呼びます。 そして小人形法では肺に当たる部分。 肺は蓋であり、器の大きさだけ必要なので、眉間の広さが心の広さだと 私の解釈で良く言っています。 ここに皺が寄るのは、 1、苦労、苦節を感じてきた過去 2、外からの圧力に粛降…

観相学と反射区、東洋医学

前回書いたものと繋がりますが、 観相学とは、顔の骨格、気色を照らし合せてその人の過去、現在、未来を分析してするものですが、これも観相学というバイアスであり、反射区です。 この反射区は大まかに分類すると、 骨相→過去→地 発育度合い→過去から現在→…

バイアスと反射区、東洋医学

バイアスと言う言葉を易を用いて解釈すると、 ある一定の角度、方向から観る事(乾)。 反射区と言う概念を易を用いて解釈すると、 ある範囲内に太極を設定して(極)、 それを普遍的なものと仮定して(通・坤)、 普及させ、長く使えるようにしようとするも…

徳の陰陽(7)

効能 こう書くと、私的には一気に胡散臭くなります。 しかし、こう書く事で何かしらを感じる人が増えるのであれば、それも陰陽平衡なので、敢えて太極を小さくして書きます。 威と仁の効能 威は太極を非常に小さくする事で短期的(人によっては長期的)な目…

徳の陰陽(6)

陽徳は、例えば誰かにする施し、教える事や導く事。 陰徳は、例えば公共の場所を人知れず清掃することや神社仏閣等へ行ったり、瞑想したり、先祖供養等。 誰でも普段行う、行える事です。 自分の住んでいるところの清掃は、自分自身の心の浄化(欲、威)がベ…

徳の陰陽(5)

徳の陰陽を仁と威という太極に矮小化してみました。 医は仁なり という言葉が有名になったのは貝原益軒の養生訓と言われていますが、更に元を辿れば丹波康頼の医心方へ、そして孫思邈の千金要方へと遡る事ができます。 簡単に言うと仁と威(優しさと導く力)…

徳の陰陽(4)

陰徳はわかりにくいけれど、人の為、何かの為に長い期間益となるような陰の働きかけです。 これに対して陽徳は分かりやすい天の徳ですが、昔は威と言う言葉でもあらわされています。 存在しているだけで、頼もしい、頼りになります。そして義に背く事に対し…

徳の陰陽(3)

天徳には陽と陰があり、 陽徳は自我の発揚による施しやリーダーシップに関わる事を書いてきました。 しかし、大切なのは陰徳。 空気に喩えると、季節の変化による寒暖の差が空気の陽徳。 空気の存在自体が陰徳です。 目に見えないものの中に分かる行動と、 …

徳の陰陽(2)

自然現象を天とし、 人を地とすると、 人には社会が来ます。 本来なら、天候を天とし、 地形、環境を地とし、 人は人と考えますが、 それは一般に通用している簡易の話。 ここから敷衍して様々な事象に当てはめていきます。 例えば、誰かに言われた言葉に怒…

徳の陰陽(1)

道徳の語源となった、道と徳。 道は地にあり太極を示し、 徳は天から流れ無極を示していると考えています。 だから天徳とも言います。 コツコツ行うことを地道と言いますが、 地道の対義語ですね。 この徳にも陰陽があります。 目に見えて、人を引っ張り、集…

中医基礎理論

上海の先生は、第五版以降は使わないと昔聞いてました。 今回、ちょっと後輩の助けとなる為に、第五版を久し振りに取り出し、私的解釈を含めて翻訳していたら、やっぱり第五版は深いな〜と改めて感心。 第五版 7の病機に関しての冒頭は、 病机,即疾病发生…

老中医(2)

江蘇省から上海に来て、初めての難関を突破した翁泉海。 裁判が終わった後、趙閔堂と呉雪初が二人で酒を酌み交わしながら、呉雪初が言った言葉が秀逸でした。 「秦仲山患病日久,大骨枯槁,大肉陷下,五脏元气大伤,营卫循序失常。 脉如游丝,似豆转脉中,且…

老中医(1)

CCTVで放映されたと聞いて、中華民国時代前後の鍼灸、中薬、気功等がたくさん出てくるのを期待して見てみました。 まぁ、期待は落胆の母ですね笑 約五十話ある内のプロローグですので、専門的な事を求めるのが間違ってました。 第一話ではドラマの始めらしく…

言葉を繋ぐ(24)-5

【直訳】 まさに叛(そむ)かんとする者は、その辞慙(は)ず。心中疑う者は、その辞枝(わか)る。吉人の辞は寡(すくな)く、躁(そう)人の辞は多し。善を誣(し)うるの人は、その辞游(ゆう)し、その守を失う者は、その辞屈す。 【原文】 將叛者其辭慙。中心疑者其辭…

言葉を繋ぐ(24)-4

【直訳】 天地位を設け、聖人能を成す。人謀(はか)り鬼謀って、百姓も能(のう)に与(あず)かる。 八卦象をもって告げ、爻彖は情をもって言う。剛柔雑居して吉凶見るべし。 変動は利をもって言い、吉凶は情をもって遷る。 この故に愛悪(あいお)相い攻めて吉凶…

言葉を繋ぐ(24)-3

【直訳】 この故に変化云為あり、吉事には祥あり。事に象(かたど)って器を知り、事を占って来(らい)を知る。 【原文】 是故變化云爲。吉事有祥。象事知器。占事知來。 【私的解釈】 このようなわけで、変化が起こった後に言動や行動があり、吉事には兆しがあ…

言葉を繋ぐ(21)-4

【直訳】 二と四とは、功を同じくして位を異(こと)にす。その善は同じからず。二は誉れ多く、四は懼(おそ)れ多し。近ければなり。柔の道たる、遠きに利ろしからざる者なれど、その要の咎なきは、その柔中を用(もっ)てり。三と五とは、功を同じくして位を異(…

言葉を繋ぐ(24)-2

【直訳】 能(よ)くこれを心に説(よろこ)び、能くこれを慮(りょ)に研(みが)き、天下の吉凶を定め、天下の亹亹(びび)を成す者なり。 【原文】 能説諸心。能研諸侯之慮。定天下之吉凶。成天下之亹亹者。 【私的解釈】 乾坤の徳によって、自分だけでなく周囲の…

言葉を繋ぐ(24)-1

【直訳】 それ乾は、天下の至健(しけん)なり。徳行恒(つね)に易(い)にしてもって険を知る。それ坤は、天下の至順(しじゅん)なり。徳行恒に簡にしてもって阻を知る。 【原文】 夫乾。天下之至健也。德行恆易以知險。夫坤。天下之至順也。德行恆簡以知阻。 【…

言葉を繋ぐ(23)

【直訳】 易の興るや、それ殷の末世、周の盛徳に当るか。文王と紂(ちゅう)との事に当るか。この故にその辞危うし。危(あや)ぶむ者は平らかならしめ、易(あなど)る者は傾かしむ。その道はなはだ大にして、百物廃(すた)れず。懼れてもって終始すれば、その要は…

言葉を繋ぐ(22)

【直訳】 易の書たるや、広大にして悉(ことごと)く備わる。天道あり、人道あり、地道あり。三才を兼ねてこれを両(ふた)つにす。故に六なり。六とは它(た)にあらず。三才の道なり。道に変動あり、故に爻と曰う。爻に等あり、故に物と曰う。物相い雑(まじ)る、…

言葉を繋ぐ(21)-3

【直訳】 噫(ああ)また存亡吉凶を要するは、居ながらにして知るべし。知者その彖辞を観れば、思い半(なか)ばに過ぎん。 【原文】 噫亦要存亡吉凶。則居可知矣。知者觀其彖辭。則思過半矣。 【私的解釈】 生死や良し悪しを求めてしまうのは、簡単に、しかも直…

言葉を繋ぐ(21)-2

【直訳】 その初(しょ)は知り難く、その上(じょう)は知り易し。本末なればなり。初は辞もてこれに擬(なぞら)え、卒(おわ)りはこれを成して終る。もしそれ物を雑(まじ)え徳を撰(えら)び、是と非とを弁ぜんとすれば、その中爻にあらざれば備わらず。 【原文】 …

言葉を繋ぐ(21)-1

【直訳】 易これ書たるや、始めを原(たず)ね終りを要(もと)め、もって質となすなり。六爻相い雑(まじ)るは、ただその時の物なり。 【原文】 易之爲書也。原始要終。以爲質也。六爻相雜。唯其時物也。 【私的解釈】 易の書は、『始め、出発点、大元、原因』が…

言葉を繋ぐ(20)-3

【直訳】 初(はじ)めその辞に率(したが)って、その方(みち)を揆(はか)れば、既にして典常あり。苟(いやしく)もそれ人にあらざれば、道、虚しく行なわれず。 【原文】 初率其辭。而揆其方。既有典常。苟非其人。道不虚行。 【私的解釈】 初めは易の卦辞、爻辞…

言葉を繋ぐ(20)-2

【直訳】 その出入度をもってし、外内懼れを知らしむ。また憂患と故(こと)とを明かにす。師保あることなけれども、父母に臨まるるがごとし。 【原文】 其出入以度。外内使知懼。又明於憂患與故。无有師保。如臨父母。 【私的解釈】 出入進退には節度を持つこ…

言葉を繋ぐ(20)-1

【直訳】 易の書たるや遠くすべからず。道たるやしばしば遷る。変動して居(とどま)らず、六虚(りくきょ)に周流(しゅうりゅう)す。上下すること常なく、剛柔相い易(かわ)る。典要となすべからず、ただ変の適(ゆ)く所のままなり。 【原文】 易之爲書也不可遠。…

言葉を繋ぐ(19)-3

【直訳】 履はもって行ないを和す。謙はもって礼を制す。復はもってみずから知る。恒はもって徳を一にす。損はもって害に遠ざかる。益はもって利を興す。困はもって怨(うら)みを寡(すくな)くす。井はもって義を弁ず。巽はもって権を行なう。 【原文】 履以和…

言葉を繋ぐ(19)-2

【直訳】 履は和して至る。謙は尊にして光る。復は小にして物に弁つ。恒は雑にして厭(いと)わず。損は先に難(かた)くして後には易し。益は長裕(ちょうゆう)して設けず。困は窮して通ず。井はその所に居りて遷る。巽は称(はか)りて隠(かく)る。 【原文】 履和…

言葉を繋ぐ(19)-1

【直訳】 易の興(おこ)るや、それ中古においてするか。易を作る者は、それ憂患あるか。 この故に、履(り)は徳の基(もと)なり。謙は徳の柄(え)なり。復は徳の本(ほん)なり。恒は徳の固(こ)なり。損は徳の修(しゅう)なり。益は徳の裕(ゆう)なり。困は徳の弁(べ…