衆妙の門

できるだけ、日常に沿った具体的な易などの運用を記していこうと思っています。

自分の身体を知る

感情は毎日著しく変化しています。呼吸は、感情や運動に左右されますが、できるだけ一定のリズムを保ちながら落ち着いて、外界のエネルギーを安定して摂取しようとしています。飲食は気の偏りによって摂取しやすいものとしにくいものがあり、感情と運動の加…

3年修行が遅れても良い師を探せ

奥深い技術を学ぶ際には、3年修行が遅れたとしても、良い師を探せ。 中国武術を学びたいと思っていた小学生時代に知り得た情報ですが、色々な事を知った今、なかなかの金言だったと感じます。 当時の田舎町に道場や教室があるわけもなく、故松田隆智氏の本…

顔を観る⑧

最後は、口です。顔の五常(五行)と言う考え方があります。その中で口は「信」と言われています。四角い形が理想的で、しっかりと締まっているのが基準となります。海角(口角)はやや上がっているのが、 良く、この辺りは美容等にもピンポイントで取り上げ…

顔を観る⑦

耳については、寿命と智力が判断主体の為、僕は参考にする事は少ないですが、一応見方の基礎的な基準を書いておきます。耳は、顔の外側にありますが、顔全体を易に則って、上中下に分けると、大体真ん中にあります。人を観る場合、上は智力、中は意力、下は…

顔を観る⑤

眉の次は目ですが、東洋医学には五輪八廓(ごりんはっかく)と言う概念があり、病と健康の判断にはそちらが優れています。その為ここでは簡単に要点だけ記します。あくまでもダイナミックに人を観る事を考えると、①目尻の上下②瞼の肉の状態③黒眼の状態と動き…

顔を観る⑥

鼻は東洋医学では、脾をあらわしていると考えます。観相学では、自我、自尊心が主体となり、鼻翼は蓄えと考えています。つまり、観相学での鼻は東洋医学で考える、脾と心、肝の総合作用となります。鼻翼は東洋医学では胃に当たりますので、胃にどれくらい溜…

顔を観る④

肺と眉肺をあらわす部位は眉と眉の間で、印堂と呼ばれますが、経穴としての印堂はもう少し上で、ビンディと同位置だと思います。何か意味するものがあるかもしれません。肺は気を主(つかさ)どると、言われていますから、眉が流れるように生えていれば、生…

顔を観る③

手順としては、 ①先ず顔全体の色と光沢を観ています。 白ければ血色が悪く、非効率に血を消耗しているのか、元々作る力が弱いのか。 青ければ、何かを溜め込んで飛躍、敵対しようとしているのか、有り余って溜まっているのか。 赤ければ、怒り、活動過多か呼…

顔を観る②

気色の繊細な色が分からない。 じゃあ、分かるところからやっていこう! 東洋医学の望面診は、 ①顔全体の色味と艶 ②5カ所に分けた色味と艶 ③鼻梁から顎までを5つに分けた色味と艶 で観ます。(当社比) 僕の場合は、③を拡大解釈し、 肺の支配領域は印堂か…

顔を観る①

今となっては昔の事となりますが、 東洋医学では、五臓に対応した気と色を、先ずは顔で観ます。 元々不器用な上に師を持たない僕は、何をどう見れば良いのか解りませんでした。 勿論、東洋医学の基本は学校で習ってましたし、霊樞、難経も読んでいましたが、…

形気の組み合わせ②

気が形をつくり、形と言う器の中で特徴を持った気が動きます。その気には、個々の特徴を元にして、生長壮老死と言う盛衰があります。この気の流れがどのような形の中で動くのかによって、又大まかに5種類に分類すると、単純に考えても25種類あるわけです…

大東流

気を体感した初めての先生が故岡本正剛宗師でした。 大東流合気柔術の中でも、武田惣角、堀川幸道からの系統で、六方会を創始された先生。 初めてお目にかかったのは、30代の頃来阪された折、当時まだ若かった為、ビデオを見てどのくらいの技なのか興味半分…

憂う

マイナス思考に陥るのは、肺の範疇ですが、脾から派生しています。 本来、心身が伸びやかに生きていられれば、憂う事は少なくなります。 そう考えると、欲(心)を過剰に求めて、あれこれ考えた結果(脾)、起こる事が多いのではないでしょうか。 心穏やかに…

思う

思索、思考は脾の役割と考えるのが東洋的です。そう考えると、前頭部痛は陽明胃経の範疇と言われますが、脾が顕在化して胃に浮き出てきたと捉える時もあって良いのではないかと思います。そして、躁鬱やPTSDと言われる人は前頭部から頭頂部にかけて、虚実が…

喜び

喜びと我欲は表裏一体です。我欲であっても、周囲と調和していれば、喜びと同じであり、自分の見えない枠を自他共に成長させてくれるエネルギーになります。反対に私利私欲がなくても、周囲と調和していなければ、その自覚しない不安は怒りやストレスとなっ…

恐れ

恐れと驚きは腎との相互影響の深い感情です。外に現れ始めるのは、怒りや不満ですが、その前に恐れや驚きがある事は前項で書きました。気の有様を考えてみると、恐れは心が縮んでいる姿、驚きは恐れほど縮みはしませんが、瞬間的にギュッと凝縮される姿です…

怒り

怒りは東洋医学では、肝の作用と考えます。肝は腎によって支えられ、肝の将軍としての陣頭指揮をいかんなく発揮しています。僕はこれを考える度に、この人は何に怯えているのだろう?と感じます。肝は季節で言うと春、始めの時期と考えますが、樹木が芽を出…

形気の組み合わせ①

形の陰陽で書いて来た5種類は、あくまでも人をデジタルに分類したものですので、実際には更に様々な形があります。たくさん書くとピッタリ当てはまる人が多くなる反面、内容が難しくなる為、周易の規則に則って、水と火が交わり、その中に木・金・土と言う…

形の陰と陽②

5つに分類した形には、それに相応しい生き方があります。と言っても他の生き方が悪いわけではありません。最大限能力を発揮できるのが、形に沿った生き方であり、それは生まれもった気の形が集約されたものです。つまり形に沿った生き方であっても、やり過…

形の陰と陽①

陽は四方に気を張る為、四角をかたちどります。 陰は気が一点に集約する為、丸をかたちどります。 天は丸をかたちどり、地は四角をかたちどるのは、天地の陰陽が相交わっているからです。 一見逆に見える陰陽は、相交していることを示しています。 顔の場合…

性と生

性命を五つの段階に分けるとすると、生長壮老死に区分できます。 その中で、本性が力の限り発揮され、後から形がついてくる、人生の最初の段階が生です。 季節で言うと春、1日で言うと早朝がこれにあたります。 気を感じ、煉る為の最初の段階でもあります。…

生長壮老死

人の出生前とその要素。これが一旦定まったのが赤ちゃんで、ここから人の本性の旅が始まります。 人の太極と陰陽の変化は始めから終わりまでの間に、太極の大きさが、極小→小→大→小→極小と変化し、又無に帰ります。 東洋的にはその旅路を生長壮老死と五分割…

形と命

本性の動きの様が形になるに従って命が生まれ、命の中に性が活き活きと動いています。 しかし、本性には様々な要素が絡んでおり、常に形である命が壊れる限界まで動こうとします。 その本性の中でも、綿々と伝わり、経験や思考が集積したものや宇宙の理に従…

本性

元々持っている気の性質。 どうして元々持ってるの?どうやって持ったの?人によって違いがあるの? こんな疑問が頭をもたげます。 一番分かりやすいのはお父さん、お母さんが持っていた形質を受け継いだ性質。 次に生まれるまでの気候、天候、お母さんから…

性命

生命と書くとしっくり来ますが、性命と書くと何?と思いませんか? 元々は性命と書いていたものが、今は生命と書かれています。 性命とは、本性(その人の本質的な気、霊性)と命(形ある身体)と言う陰陽が交わって作られたものと昔の人は考えていたんです…